《ルーカス》「なぜ人は悩むの?」悩まない生き方とは?
「なぜ人は悩むの?」悩まない生き方とは?
日々相談を受けていると
人に悩みは尽きないと思います。
もちろん僕にも悩みはあります。
占い師なんだから
悩みなんてないだろうと思うかもしれません。
そんなことはありません。
ただ少し違うことがあるとすると
《余計なことには悩まない》
ということです。
相談者のお話を聞いていると
悩みが多すぎて
実際に「自分のいちばんの悩みが何なのか」
「なぜ悩んでいるのか」も
わからないことが珍しくありません。
中には悩みの種を
わざわざ自分から
探しにいっているような人さえいます。
過去の失敗や
生まれ育った境遇
自分のダメなところ
苦手なところにばかり目がいって
どれだけ自分が不幸なのか
辛いのかと嘆く人さえいます。
起こった出来事は
変えることはできません。
でもその出来事の捉え方を
変えることは出来ます。
その捉え方を変えることで
あなたの過去は「辛い過去」から
「これからの未来を明るく幸せに生きるための糧」
にもなりえます。
例えば僕の場合、学生の時に
背が低い、見た目が幼いというところから
同級生に舐められ、嫌がらせや酷い扱いを
受けることが多くありました。
これを自分を小さく幼く産んだ
両親を恨んだり
いじめてきた同級生を
恨んでも何にもなりません。
ただ、そんな経験から
「人から舐められる、下に見られる」
ということに敏感に
なったように思います。
トラウマのように
今でも心の片隅にその思いはあって
社会人になってからも形を変えて
同じような境遇になることがあります。
ただそういった経験は
同時に「悔しさ」を強くして
簡単に諦めない、
「何くそ」という気持ちで
物事に取り組む《強い意志》を
同時に備えてくれたと思っています。
こういった生き方のクセは
魂のクセとも言えます。
人生にずっと絡みついてきます。
東洋の占いには陰陽という考えがあります。
物事には全て陰と陽があります。
例えば嫌な思いをしたなら
その代わりに何か得ているものがあると
考えるのです。
不幸を経験した後の方が
幸せを実感できるものです。
幸せとは
実は身近にあり
それに気づくかどうかだからです。
さらに言えば
気づける心を持てるかどうかです。
だから何か同じことを
ずっと悩んでいるときは
それは自分にとって
何か乗り越えるべき課題があると思うのです。
そして、なんのために
その課題があなたの前に現れたかを
考えるのです。
その課題は
誰かが肩代わりはしてくれません。
もし助けてもらって
その課題がたまたまなくなったとしても
その課題はまた形を変えて
あなたのもとに必ず現れます。
あなたの魂の課題から
逃げないことです。
時間をかけてもいい。
その課題はあなたのために
用意されたものだから。
きっとあなたが乗り越えた時に
わかることがあるはずです。
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ほしよみ堂/占い師
ルーカス伽豆海(かずみ)
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