【てまり】わたしが占いに救われた日のこと
みなさんこんばんは!
てまりです。
これからは、私のことについて言葉を綴っていきますね。
派手な自己紹介でも、ポジティブな合言葉でもありません。
ただ、誰にも言えず胸の奥に沈み続けてきた感情を、
少しずつ、掬い上げていくような文章になると思います。
もしあなたが、
「本当は苦しいのに、笑ってごまかすことが癖になっている人」
「過去がいまだに背中を掴んで離さない人」
「未来を信じたいのに、期待すると壊れる気がしてしまう人」
だとしたら——
たぶん、このブログは、あなたのためのものです。
■ わたしは、ずっと「邪魔な存在」だと思っていた
子どもの頃、家の中にはいつも、冷たい空気がありました。
父と母の言い争う声は、壁紙よりも深く心に染みつき、
怒鳴り声が止まる瞬間が、逆に怖かった。
父はギャンブルにのめり込み、借金で家庭は崩壊。
母はいつも疲れていて、時々、刺すような目で言いました。
「あなたが小さいから離婚できないの。」
その言葉は、呪いのように胸に焼きつきました。
「生まれなければ良かった」
そんな言葉を、誰にも聞こえない声で繰り返す日々。
でも、誰にも助けを求めることができなかった。
求め方すら知らなかったから。
■ 15歳の夜、すべてが変わった
両親が離婚し、新しい生活を始めるために内見したアパート。
扉を開けた瞬間、頭の内側が殴られたような痛みが走りました。
理由はわからない。
でも、体のどこかが断言していました。
「ここは危険だ。」
その夜、夢を見ました。
なぜか私は内見したアパートの前に立っているのです。
視線を感じて振り返ると、
血の気のない男性が、鬼のような形相でこちらを睨みつけていました。
目が覚めた瞬間、ここに住んではいけないのだと直感しました。
後日、その部屋が事故物件だったことを知った時、
怖いよりも、妙な納得がありました。
あぁ、やっぱり。
わたしの感覚は間違っていなかったと。
■ 占いは、わたしの「逃げ場所」だった
小学5年生から独学で始めたタロット。
辞書のように分厚い姓名判断の本。
当時のわたしにとって占いは、
現実の痛みから逃げ込むための場所でした。
心が安らぐ、唯一の居場所だったのです。
タロットカードは、言葉より誠実で、
大人より冷静で、
世界より優しかった。
■ 占い師になると決めた理由
「占い師になりたい」という夢は、
最初からあったわけではありません。
ただ、人生のどこかで気づいたのです。
わたしの傷は、隠すためではなく、
誰かの痛みを理解するためにある。
そう思えた瞬間、
過去のすべてが意味を持ち始めました。
■ 最後に
もし、いま苦しいなら、
その気持ちを否定しないでください。
無理に明るくならなくていい。
未来を信じられない日があってもいい。
立ち直れなくても、それでいい。
人は「大丈夫になったから進む」のではなく、
「痛みを抱えたまま進めるようになった時」
未来が開くのです。
このブログは、
わたしが歩いてきた道、そして今も歩き続けている道の記録です。
もしよかったら、
これからも、静かに覗きにきてくださいね。
わたしもまだ途中ですが、
あなたもきっと、もう始まっています。
てまり

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