浮気・不倫をされたときのあの感覚は一生忘れられない
先日、対面鑑定でご来館されたお客様が、
2日後に電話鑑定のご依頼をくださいました。
お話を伺うと、
「実はあの時ちゃんと話せなくて」と。
対面鑑定では娘様の進路のご相談を承り、
良い結果が出たのに、なんだか浮かないお顔をされていたので、
私も「あれ?」と印象に残っていました。
お電話で改めて
「一番、困っているお悩みは何ですか?」と聞くと、
なんと、
旦那様の不倫だったのです。
対面ではなかなか言い出しにくいですよね。
人に相談して良いものか、悩みますもの。
お客様がなかなか情報を出せずにいたので、私がいくつか質問をしました。
わたし「あなたはいつ気付いたのですか?」
お客様「3ヶ月ほど前です。」
わたし「何かキッカケになる出来事があったのですか?」
お客様「いえ…なんとなくそんな気がして…」
お客様の言葉の重みや声の震えから、
“なんとなく”ではないんだろうなと感じ、
私が「決定的な証拠を見つけてしまったのですね?」
と言うと
お客様はブワァッと泣きだし、
そこから、何があったか、ご自身の思いや未来への不安、離婚には踏み出せない理由などを吐き出すようにお話くださいました。
芸能人の不倫報道も昨今、よく出ますが、
サレた当事者からすると
・自分の付き合っている(結婚している)相手がまさかそんな人間だとは思いたくない
・この人と過ごした数年間が無駄な時間だったとは認めたくない
・こんなに本気で何年も付き合って来たのに、結婚出来ないなんて信じられない
・この人が不倫をするだなんて、もしかして私の方に何か落ち度があったんじゃないか
・私はそもそも嘘をつかれていたのか?この人は嘘をつくような人なのか?
・嘘をつける相手だと軽く見られた結果、付き合えていたのか?私はカモだったのか?
…
様々な思考や感情が頭と胸を巡ります。
数年前、私がDVモラハラ男と付き合っていた頃の話です。
突然友人からランチに誘われて、そこで
「あんたの彼氏、最近他の女の子とサシで飲みに行ってるよ」と青天の霹靂な報告を受けました。
上半身の血の気がサーーーッと引いていって、心臓がギュゥゥッとなって、頭がゴワァァアッとなったのを覚えています。
友人と一緒にSNSで相手の女の子を探して見つけて、
その子の自撮り画像を見た瞬間に、
「この子は私(彼女)の存在を知ってるのか?」「彼は私が居ながら、この子に会うための時間も確保してんのか?」と嫉妬や憎みのような嫌な感情がグルグル巡りました。
二度と思い出したくない感覚です。
つらいしんどい信じられない。でも、本当なのか。無理だ。の永遠ループ。
一度味わうと忘れられません。
あなたはそんなとき、相談するなら誰に話せますか?
私は友人がたまたま目撃して教えてくれましたが、
もし自分でその場を見てしまっていたら、どうなっていただろう。
私の性格なら、誰にも話せずに1人で解決しなきゃと動く。
でもきっと良くない方に動いちゃう。
占いはそんな人のそんなときのためにある仕事だな、と思うこの頃です。
彼のDVモラ浮気で苦しんでいた頃、
Mr.Childrenの『花言葉』という歌をよく聴いていました。
「コスモスの花言葉は 咲かなかった」
という歌詞が自分の状況とリンクして救われました。
コスモスの花言葉は、
「乙女の真心」「乙女の愛情」「調和」「謙虚」
今は、あのとき無駄に咲かせてなくて良かったわ、と思っています笑
浮気されてるのに真心とか謙虚とかでいる必要なかったからね、私。(鼓舞)