成功の秘訣満載☆魔法の書《孫子の兵法》#6 【3章・謀攻篇①】
15:「敵を傷付けずに勝つのが上策」
[漢文]
孫子曰、凡用兵之法、全國爲上、破國次之、
全軍爲上、破軍次之、全旅爲上、破旅次之、
全卒為上、破卒次之、全伍爲上、破伍次之、
[訓み下し]
孫子曰く、凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。
軍を全うするを上と為し、軍を破るはこれに次ぐ。
旅を全うするを上と為し、旅を破るはこれに次ぐ。
卒を全うするを上と為し、卒を破るはこれに次ぐ。
伍を全うするを上と為し、伍を破るはこれに次ぐ。
※当時の一軍は1万2500人の部隊、旅は500人の部隊、卒は100人の部隊、伍は5人の部隊
[現代意訳]
孫子は言った。およそ戦いの原則としては、敵国を傷つけず国力を保持させたまま勝つのが上策で、敵国を武力で破って勝つのはこれに次ぐのである。
敵の軍を傷つけず保持させたまま勝つのが上策で、敵軍を武力で破って勝つのはこれに次ぐのである。
敵の旅団を傷つけず保持させたまま勝つのが上策で、敵旅団を武力で破って勝つのはこれに次ぐのである。
敵の大隊を傷つけず保持させたまま勝つのが上策で、敵大隊を武力で破って勝つのはこれに次ぐのである。
敵の小隊を傷つけず保持させたまま勝つのが上策で、敵小隊を武力で破って勝つのはこれに次ぐのである。
16:「戦わないで勝つのが理想」
[漢文]
是故百戰百勝、非善之善者也、
不戰而屈人之兵、善之善者也、
[訓み下し]
是の故に百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。
[現代意訳]
こういうわけなので、百戦して百勝するというのは最高の勝ち方ではないのである。
戦わず敵軍を屈服されるのが最高の勝ち方である。
孫子こと《孫武》の活躍を改めて知る
「孫子」というのは、「孫先生」というニュアンスの尊称だと初回でお伝えしました。
本名は《孫武》
春秋時代、呉の6代王:闔閭(こうりょ・在位:紀元前515〜前496)に仕えた将軍です。
孫武は、西の超大国:楚の首都を奪い、北の斉・晋を脅かすほど、呉を強国へと成長させた実績を持ちます。
そんな孫武が書いた『孫子の兵法』は、
現代まで歴史に名を残している偉人たちの多くも参考にしており、
数千年経った今でもビジネスや恋愛など、たくさんの人の人生に役立っております。
そんな凄い魔法の書なのです☆
漢文に慣れてきましたか??
孫子の兵法をここまで少しずつご紹介してきました。
[漢文]→[訓み下し]→[現代意訳]の流れに慣れてきましたでしょうか?
漢文から読むのは、慣れない人には大変かと思いますが、
慣れてくると漢字独特の韻や文字数などに気付いてくると思います。
今回15番も「全○爲上、破○次之」
ほぼ全部4文字で、韻を踏みまくり。
○の箇所以外、全部同じで、歌詞みたいですよね!
清少納言の「枕草子」を暗唱するよりもずっと簡単です。
現代意訳を読んでいる方は、そろそろ孫子の兵法がどんなか分かってきた頃かと思いますので、
ぜひ私のブログを遡って、[漢文]部分も見てみてください。
[現代意訳]から読んで、
ビビっときたものは[漢文]を見てみて、
読み方が分からない場所は[訓み下し]を見るとわかりやすいです。
私が使用する『六壬神課(りくじんしんか)』という占いは諸葛孔明も使用していたと言われています。
諸葛孔明は『孫子の兵法』も使って軍略を立てていました。
「私と同じやんけ!\(^o^)/」と諸葛孔明に勝手に共通点を見出して嬉しい私です♪♪
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