2020年 辛丑の年はどんな年になるでしょう?
こんばんは!
今年もあと2日
今日は満月ですね
今年最後の12月30日のフルムーン
見えているといいですね。
地の時代から風の時代へ動きました。
そして六十干支の暦では
今年「庚子」から
来年「辛丑」へ動きます。
2021年はどんな年になるのでしょう?
☆辛丑 「池地の精霊」
2021年は丑年
60年の周期で巡る
六十干支の暦では「辛丑」(かのとうし)
天を示す「辛」と地を示す「丑」
辛(かのと)とは
森羅万象をつくっている陰陽五行(五気)は
木火土金水(もっかどごんすい)
5つのエネルギーで構成され
それぞれが陰と陽に性質がわかれたエネルギーは
幹となり天干(てんかん)と呼ばれる。
天干は、五行×陰陽=10個 の漢字
陽木:甲(きのえ)陰木:乙(きのと)
陽火:丙(ひのえ)陰火:丁(ひのと)
陽金:庚(かのえ)陰金:辛(かのと)
陽水:壬(みずのえ)陰水:癸(みずのと)
で表されます。
今年は陽の金 庚(かのえ)
来年は陰の金 辛(かのと)
再来年は陽の水 壬(みずのえ)。。と
10の天干が毎年順番にめぐります。
丑(うし)とは
十二支の2つめの干支(えと)
陽水:子(ねずみ)陰土:丑(うし)
陽木:寅(とら)陰木:卯(うさぎ)
陽土:辰(たつ)陰火:巳(み)
陰火:午(うま)陰土:未(ひつじ)
陽金:申(さる)陰金:酉(とり)
陽土:戌(いぬ)陰水:亥(いのしし)
お馴染みの12の干支(えと)が
天干(てんかん)と結びつくとき
枝となり地支(ちし)と呼ばれます。
天干(幹)と地支(枝)の結びつきは
ぜんぶで60組あって
六十干支(ろくじゅうかんし)と呼ばれ
暦の60年周期で一巡します。
1961年も「辛丑」年でしたし
2081年も「辛丑」年になります。
五行の「土」は「金」を生みます。
「金」は「土」から生まれるのです。
土生金(どしょうきん)
金気の辛、土気の丑 であるので
「丑」が「辛」を生む関係です。
四柱推命では
「扶干干支」(ふかんかんし)と呼ばれ
地支が天干を扶ける(たすける)
働きをします。
「丑」(うし)は
冬の干支で1月(旧暦の12月)の干支(動物)
春への変わり目の土で
今年「子ね」から数えると2つめで
「胎」を表します。
子の年で誕生して
丑の年で芽生えを迎えます。
糸偏をつけると「紐」
ひもは「むすび」
精霊が母体とむすび合った象形
結び合う絆の意味もあります。
丑の人は情にもろくて、人に尽くし
時間をかけても相手が変わるのを辛抱強く待ち
忍耐強く、着実に一歩一歩
困難を乗り切ります。
丑には
3つの天干が入っています。(蔵(ぞう)
「辛(かのと)」と
「戊(つちのえ)」「癸(みずのと)」 の3つ。
それぞれ金と土と水の天干で
丑には火の五行がありません。
まだ健康問題はつづくかもしれません。
「丑」は冷たい土・・湿土の意味になります。
「辛」(かのと)は
晩秋の十干
陰の金である辛は
宝石や地金など加工された
貴金属や宝石を意味します。
繊細で傷付きやすい美しい宝石です。
水に洗われ研ぎ澄まされると
ピカピカ輝き魅力が増します。
人柄では美しく、見た目も優しく
女性はモテる人が多いです。
内面、不安を抱えやすく 面倒なことを嫌い
ハッキリしているので時にクールに見えます。
「辛丑」の組み合わせ
精霊の母体の上にのった辛は
「池地の精霊」 と呼ばれます。
池地の精霊には
「利発」という意味があります。
価値があって、とっても大切だから、
ひっそりと池地の沼に隠されている・・。
宝石のような価値があるのに、
湿土(泥)の中に埋め隠れている・・。
そんな状態を示しています。
金は土から生まれるため
母なる土で辛は強まります。
でも土気が多すぎると
「埋金」といって埋もれて
世のなかになかなか出られない
そんな傾向になりやすいです。
「清濁あわせ持つような広い心」を
得ることで大業を成し得ます。
2021年はどんな年になるのでしょう?
四柱推命の命式(めいしき)では
来年の「辛丑」は
「歳運(年運・流年運)」に顕れます。
四柱推命での新年は2月の立春です。
2021年の立春は2月3日の23時59分
2月4日から「辛丑」に変わります。
年運が「庚子」から「辛丑」に
変わることで、どう影響するのか?
来年の社会運で
どんな年になるか見ましょう。
「辛」と「丑」は通根(つうこん)といって
強い干支(かんし)です!
しかも サポートする関係。
今年は「庚子」でした。
庚も金で子は水気です。
天の気は地支へ漏らす関係でした。
漏干干支(ろうかんかんし)と呼ばれます。
漏れた分「庚」は弱って地支の「子」が強まる。
金の五臓は「肺」水の五志は「恐(驚)」です。
火のない冷たい年で健康に問題あり
コロナ禍で肺が弱り 恐怖や脅威が増す年でした。
来年は扶干(ふかん)なので
平和な穏やかな年のイメージです。
「辛」も今年と同じ、金の気です。
来年も火気がないので
健康問題はつづく可能性は高いでしょう。
金気の肺でコロナ禍を意味するなら
金を扶ける土は
「意(智慧)」「思(慮)」「信」
意味がありますね。
仕事運でみれば
「辛」の金の仕事は
ハイテク業 機械 パソコン•自動車
時計や•宝石貴金属業
金融関係•銀行•やベンチャー起業
コロナ禍で厳しい職業ですが
現物資産や海外預金など資産運用や
副業など誰もが危機感をもち
今年以上に関心を持つでしょう。
「丑」の 土の仕事は
農業・運送・不動産・ホテル・保険 など
いずれもコロナ禍で大打撃をうけた業種ですが
物件価格が底値をついていたりネット通販でのBtoC運送が盛んなど
時間をかけて
じわじわとよくなる傾向かもしれません。
古物商や慈善事業も土です。
丑は「辛・癸・戊」を蔵してるので
戊の土や辛の金を生み
辛の金は癸の水を生みます。
辛の金が旺じる場合には
水の職業仕事も上がります。
水の仕事は
漁業・旅館業・飲食店・サービス業・接客業全般・水商売・コンサルタント・アドバイザー・インストラクター・占い師・スピリチュアル・セラピスト・芸能タレント、IT関係
2020年は庚金で子水の年でした。
私は占い師の環境が激旺じました。
注意するべきことは
「三刑(さんけい)」という禍を含みやすい環境があります。
来年は
「戌(いぬ)」と「未(ひつじ)」と「丑(うし)」です。
丑は 戌と未で三刑となります。
「恩無き刑」と呼ばれています。
病気の引き金になることが多いので注意。
戌年生まれ 未年生まれはリーチになります。
また「冲(ちゅう)」という禍を呼びやすい環境があります。
「丑」の冲は 「未」です。
未年の生まれ 未月(7月)の生まれの方は
今年、冲を抱えますので注意が必要です。
地震や地滑り、雪崩、建物崩壊、土の災害の意
未は7月夏の月「砂漠の土」と言われます。
東日本大震災は丑の日・未の刻に起こったそうです。
未や戌があるイコール=凶ではありません。
五行のバランスなので
たとえば、三刑や冲を消すような
「合(ごう)」があれば
三刑や冲は帳消しされ
関係なくなることもあります。
合とは引き寄せ 接合、引きあう関係
来年「丑」の合は「子」です。
支合(しごう)と呼びます。
丑の土が子の水に化しますが
「土に潤いを生じる」と解するそうです。
素敵な見方ですね(o^^o)
丑は子をみると引かれ合って
子のエネルギー「水」の運気が増します。
冲や三刑の不具合を調整できると看ます。
子はミッキーとか。。ネズミですね。
子は 黒色・青色 北方位 冬 水星
が象意です。覚えておくとよいかも。
今年の12月に訪れた
グレートコンジャンクション
黄道12星座と惑星の関係に
十二支を対応させてみました
おおお
なんと美しい
太陽と月の境目で線をひくと
「昼の星座」と「夜の星座」に分かれます。
その線を左右にみていくと
「丑」と「子」の合は
山羊座と水瓶座は土星で一致しています。
十二星座の支配星の一致と十二支の支合
西洋と東洋は通じているんですね!!
感動です
干支は
今年は「庚子」2020年
来年は「辛丑」2021年へ
時計回りしていきます。
星座は
今年 丑の土星は山羊座で「地」
子の土星は水瓶座で「風」
地の時代から風の時代へ
反時計回りしていきます。
来年「辛丑」は
風への変革
を定着させる準備段階
辛ですから
政局は荒れるかもしれません。
子水から丑土へ
時間をかけて着実に辛抱強く
様々な生活様式の変革を
着地させていく年となるでしょう。
良いお年をお迎えください。
Rio
面白いなと思われましたら
より深い内容はこちらです。
星詠みRioの航海日誌ブログ