【四柱推命教本】読み方８ 身強と身弱ってどういうこと？
こんにちは
武山凌大（リオ）です。
中島多加仁先生著の
「四柱推命教本」で書かれている
四柱推命の基礎を紹介しています。
四柱推命がむずかしいと言われるひとつに
「言葉のハードル」があります。
占いには独特のことばがつきものですが
東洋の占いなので少しは分かるかと思いきや！
四柱推命は中国発祥、
最初から最後までどこまでも
普段使わない言葉がたくさん出てきます。
古典原書の単語をできるだけそのまま使いたい
伝える方の配慮もあると思いますが
むずかしいです。
今年発行された「四柱推命教本」は
用語がとてもやさしく説明されいます。
本日は基礎編第六章「吉凶判断の要」から
「身強と身弱」についてお話します。
よく受ける質問で
ベスト３にはいるのが
「身強と身弱と用神」です。
身が強いか弱いかという
とてもシンプルな言葉なのですが
鑑定では八字がでると
まず身強か身弱を確定します。
判定の要だからです。
身強身弱は、その人が
健康体質か虚弱体質かでもないし
性格が良い悪いでもない。
運勢が強いか弱いかでもないのです。
「これ（身強と身弱）は、あくまでも
「自我」の強弱を測る尺度です。
その人の性格や才能・運の善し悪しを
意味するわけではありません。」（P128）
と教本には書かれています。
身を自我と読み替えれば理解できます。
身強は自我が強い
身弱は自我が弱い
対面で少し話していると分かります。
身強の人は何を言おうが我が道を感じます。
少々強めにハッキリ言って３割受け入れるような人。
分かりやすく言えば、褒めれば３倍の元気となり
注意を言えば聞き流すか当たってないと言う（笑）
こうあるべき、こうしたいが強いので
ストレスのある環境にいると力が発揮できないので
独立、副業系に向き 趣味など没頭できるものがあると
バランスがよくなります。
身弱の人は言う事に影響を受けやすいです。
なるべく良い面を具体的に伝えて伝えて
少しだけ注意しないといけないことを伝えると
小さな注意点にショックを受ける人が多いです。
優しく繊細な人が多いです。
自分の才能がめちゃくちゃ光っているのが
自分で気が付いていなかったり、
そんなことないって否定したりするひとも。
身弱で成功している人は
いい人に見いだされて協力者が出来ていたり
信頼できる人の夢を自分の夢として頑張っていたり
扶け（たすけ）があってバランスがよくなります。
四柱推命は
強いも弱いも「偏り（かたより）」としてみて
偏りを分散や弱めることが「吉」開運で
そのはたらき（用）をする気を「喜び神」と言います。
偏りをより強めることがが「凶」壊運 となり
そのはたらきをする気を「忌む神（いむがみ）」と言います。
身（自我）の強い弱いは吉凶ではなく
その方にあった生き方を示してくれます。
強いから出世運が強い
というわけではありませんし
弱いから出世に不利というわけではありません。
トランプや習近平は身強で有名ですが
プーチンやバイデンは身弱の命式です。
身弱の人は
偏りを扶けてくれる運勢を掴んだとき飛躍し
身強の人は
偏りを制してくれる運勢を掴むと飛躍する。
レッスンでよく話すのは
鬼滅の刃で煉獄さんが死ぬ直前に
母上の前で 私はなぜ強いのか問う回想シーン
文言正確ではないですがｗ
”あなたが強く生まれたのは弱い人を助けるため。”
弱く助けが必要な人を助けるために強い。
まさに喜びの生き方！！
身強の人はその我の強さを
利他につかえば益々発達発展する。
身弱の人は野心が少ない人が多く
足りないエネルギー（気）を補う
人や環境に身をおくことで開運できます。
「人」の字の
左ハライが身弱で（たよる）
右ハライが身強（支える）の
イメージです。
自分が身強か身弱か
そのどちらでもないのか
それを知ることは
自分の器にあった「生き方」を知ることであり
運命を知る上で「要」になることです。
３月は社会的には期末です。
卒業があったり入社があったり
移動や転居も多いです。
新天地にいくまえに
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