【四柱推命教本】紹介5 十干の象意
こんにちは
武山凌大(リオ)です。
中島多加仁先生著の
「四柱推命教本」を紹介しています!
今回は
第4章で感じたことの
つづきを紹介します。
前回は
4章の五行の性格と健康 から
五行と臓器と疾病の関係を紹介しました。
4章では「十干・十二支」も紹介されています。
気が付いたのは
「十干」のいくつか象意です。
P67の十干の表に
「十干の意味と性格」が書かれています。
意味の中に。。
気になる象意がでくるのです!!
調べて見て驚いたのでご紹介いたします。
甲に棍棒(こんぼう)があります。
甲の棍棒って!?
どんな時、甲は棍棒になるんだろw
気になって調べると。。
棍棒がありました。
「棍棒玉砕」
甲と辛の関係で
宝石を砕く棍棒を表現している。
相手の気持ちを砕き嫌われる意味に。。
甲辛で棍棒とも読めるんですね!!
(教本ではP239では棍棒粉砕)
つぎ
戊の意味に
暖炉とか!花瓶があったりします。
山や山岳の戊が暖炉!?
どんな時に暖炉になるでしょう。。
暖炉を調べて見ると。。
「有火香炉」という言葉が出てきます。
戊と丁の関係ですね。(教本P254)
安定の土炉(香炉)となって
炎を調整し灯っている様子。
安定した環境で才能が発揮できる兆し。
なるほど 戊の丁は炉の灯 すごい
花瓶を調べて見ると。。
「鮮花名瓶」という言葉に出会えます。
(青流合霊(教本P242))
乙と戊の出逢いで 美しい花に美しい花瓶。
強く守ってもらえ幸せが訪れる兆し。
乙と戊って剋と思いきや、きれいですね~!
戊が乙を引き立てる花瓶に。
この花瓶は財がありそうです。
では、もうひとつ
以前から 思っていたのですが
月は十干で何だろうってことです。
太陽は丙陽火なので
太陰の月は「丁」だろうか?
と思っていましたが
教本には
辛の象意に「月」がありました!
調べてみると
ありました「寒塘月影」
辛と壬の関係で
寒い池(湖面)に映つる浮かぶ月影。
見た目よいがなかは問題や悩みを抱えている様。
壬の辛でもありました。
「淘洗珠玉」とうせんしゅぎょく(教本P277)
宝石が清水で洗われさらに輝く様
問題や悩みが清算されて開運する✨
丙太陽と辛月はどうでしょう?
昼の太陽と夜の月が煌々と輝く
「日月相会」でした。(教本P247)
丙辛は「干合」関係✨
太陽と出会うと辛宝石は
太陰の月に変わるんですね~
丁には・・
月の象意がないのか調べて見ると。。
丙と丁で「三奇順遂」(教本P245)
太陽と月が重なる新月を表すとありました。
たのしいですね!
調べて出てきた
この四字はなんだろう??
これは・・奇門遁甲の格だったのです。
実は教本の「実践の第3章」で
干干関係が詳しく載っています。
中島先生は奇門遁甲も操られますから
このような、深い意味も
書かれていたのではないでしょうか。
甲に棍棒、戊に炉や花瓶
辛に月の象意があること
が気づきでした。
もうひとつ十二支から。。
十二支で気になったのは
3つのグループです。
P76に紹介されているのですが
寅巳申亥の4匹で「四馬」(四生)
卯午酉子の4匹で「四正」(旺支)
辰未戌丑の4匹で「四墓」(土用)
この3つのグループ分け
なかなか、「馬正墓」と
紹介する推命本は少ないと思いました。
でもこれがとても
とても大事なグループだと!
四柱推命を学んでいくと
あとからその大事さを感じます。
ーーーー<P76>
寅巳申亥 「四馬」
卯午酉子 「四正」
辰未戌丑 「四墓」
ーーーー
この列のまま縦に読んで並べてみると
今度はタテ列が馬正墓の関係になります。
寅卯辰 ・・・春の東方合
巳午未 ・・・夏の南方合
申酉戌 ・・・秋の西方合
亥子丑 ・・・冬の北方合
と四柱推命で最も強い
季節の引き寄せの力
「方合」の集まりになります。
寅巳申亥/寅巳申亥
卯午酉子/卯午酉子
辰未戌丑/辰未戌丑
また上のように隣にも
グループをならべて書いて
斜めに読んでいくと
寅午戌 ・・・三合火局
巳酉丑 ・・・三合金局
申子辰 ・・・三合水局
亥卯未 ・・・三合木局
三合が現れます。
この並びもタテ列は馬正墓の並びです。
四柱推命で方合の次に強い
「三合会局」(人生;生旺墓)
長生・帝旺・墓の集まりになります。
また蔵干でみると
寅巳申亥 「四馬」は蔵干が全部「陽干」グループ
卯午酉子 「四正」は蔵干が全部「陰干」グループ
辰未戌丑 「四墓」は蔵干が辰と戌の「戊」以外は全部「陰干」
馬正墓=陽陰土用 が蔵干の順だと分かります。
旺支の持つ意味がP77に書かれています。
興味深いです。
旺支(四正)・・地支を結び自分色に染める
「人を引きつける魅力があり」
「影響力を与える人物」
旺支を持たない命式の人は
「まわりの影響を受けやすい性質」
回ってくる旺支によって
ガラッと変わってしまう人もいます。
私です(笑)・・当たってますww
さらっと読んでしまうと
「気が付かない」ところが
じっくり読むと「待てよ?」
「気が付く」といろいろ調べたくなります。
奇門遁甲の格が
さらっと入っているなんて
気が付かないですね(笑)
THE四柱推命教本ですね。
より多くの人に気づきを!
もっと深く読んで紹介がんばります!!
※参考書(Amazon):四柱推命教本(中島多加仁先生)
※馬正墓 について:リオブログ 馬正墓 (2020年11月)
当時、馬正墓を学んだ時に感動して投稿した内容です(笑)
私のブログ記事も参考までに記載します。