【愛藍姫トリコ】落語と占い「あなたの寿命は決まっている?」落語『死神』が教えてくれる、運命を変える人の共通点
あなたは、
自分の運命を全て知りたいと思いますか?
占い師として鑑定をしていると、
未来についてのご相談をいただくことが
あります。
「私、いつ結婚できますか?」
「この恋は、うまくいきますか?」
「転職したら、人生は変わりますか?」と。
もし、
あなたの未来がすべて決まっているとしたら。
あなたは、それを本当に全て
知りたいでしょうか?
実は、古典落語の名作『死神』には、
そんな「運命」と「人間の選択」を
考えさせられる物語が隠れています。
今回は、ちょっぴり怖くて、どこか滑稽な落語『死神』から、人生を切り開くヒントをお届けします。
■ 落語『死神』――命の行方が見える男
人生に行き詰まり、絶望していたひとりの男。
そんな男の前に、突然、死神が現れます。
死神は男に、不思議な能力を授けました。
病人の枕元に死神が座っていれば、
その人は助からない。
しかし、足元に座っていれば、
呪文を唱えることで病人を助けられる
というのです。
男はその能力を使い、医者として大成功。
ところが、お金に目がくらみ、
決して破ってはいけない約束を
破ってしまいます。
やがて男は、死神に連れられて、
無数のろうそくが燃える不思議な場所へ。
そこに並ぶろうそくは、
人間一人ひとりの寿命を表していました。
男自身のろうそくは、
今にも消えそうになっています。
果たして男の運命は……。
※『死神』には演者によって異なる結末があります。
■ 運命が見えることと、幸せになれることは違う
この落語を聴くたびに、私は考えます。
もし、自分の未来が見えたとしても、
それだけで幸せになれるのでしょうか?
男は、人の命運を見通せるようになりました。
しかし、その力をどう使うかという
大切な判断を誤ってしまいます。
ここに、占いと通じるものを感じるのです。
占いで大切なのは、
未来を知ることだけではありません。
知った未来に対して、自分がどう行動するか。
そこにこそ、
人生を変える可能性があるのでは
ないでしょうか。
■ 「彼から連絡は来ますか?」その先にある大切なこと
恋愛相談でも、同じことがいえます。
「彼から連絡は来ますか?」
「復縁できますか?」
「私たちは結婚できますか?」
もちろん、
お相手のお気持ちや今後の展開は
気になりますよね。
でも、私はもうひとつ、
大切にしていることがあります。
それは、
「あなた自身は、どうなりたいですか?」
という問いです。
彼から連絡が来る未来を、ただ待つのか。
自分から一歩踏み出すのか。
それとも、自分の幸せを見つめ直すのか。
同じ状況でも、選択によって、
その先の人生は変わっていきます。
相手の気持ちを知ることも大切。
けれど、自分の気持ちを置き去りにしないことも、同じくらい大切なのです。
■ 紫微斗数も四柱推命も「人生の判決書」ではない
私が鑑定で使用している紫微斗数や四柱推命。
生まれ持った性質や才能、
運気の流れなどを読み解く占術です。
けれど私は、命盤や命式を
「人生の判決書」だとは考えていません。
むしろ、
自分らしく生きるための地図のようなもの。
たとえば、雨が降りそうだとわかれば、
傘を用意できます。
風が強いとわかれば、
歩き方を工夫できます。
運気の流れを知ることも、
それに似ているのではないでしょうか。
未来を怖がるためではなく、
未来に備えるため。
自分の可能性を諦めるためではなく、可能性を見つけるため。
私は、そんなふうに占いを活用して
いただきたいと思っています。
■ 『死神』が教えてくれた、もうひとつのこと
この落語には、人生の終わりを象徴する
ろうそくが登場します。
その炎を思い浮かべると、
感じる事があります。
私たちは、いつまでも同じ場所に
立っていられるわけではありません。
だからこそ、
会いたい人には、会えるときに。
伝えたい言葉は、伝えられるときに。
挑戦したいことは、小さくても一歩を。
もちろん、無理に動く必要はありません。
立ち止まることも、人生の大切な選択です。
でも、もし心の中に
「本当はこうしたい」という願いが
あるのなら。
その気持ちを、
なかったことにして欲しくないのです。
■ どん底からでも、人生はもう一度花開く
私は、
人生には自分の力ではどうにもならない
出来事があることを知っています。
頑張っても、
思うように進めないときがあります。
だからこそ、
すべてを努力や気持ちの持ち方だけで
変えられるとは思っていません。
それでも。
今の状況が、
あなたの可能性のすべてではない。
そう信じています。
落語『死神』の男は、
未来を知る力を手に入れながら、
自分の欲望に振り回されてしまいました。
私たちは、
その物語から何を学べるでしょうか。
未来を知ることよりも、今をどう生きるか。
運命を恐れることよりも、
今できることを大切にする。
占いは、
その選択を考えるためのひとつの道具なのだと思います。
あなたの人生の主役は、
占い師でも、星でも、死神でもありません。
あなた自身です。
■ 最後に、あなたへ質問です
もし、
明日から運命を少しだけ変えられるとしたら。
あなたは、何を変えたいですか?
恋愛でしょうか。
仕事でしょうか。
それとも、自分自身への思い込みでしょうか。
その答えの中に、
あなたの新しい可能性が眠っている
かもしれません。
対面鑑定では、
タロット・紫微斗数・四柱推命・手相などを
使いながら、恋愛や仕事、人間関係、
人生の転機についてのご相談を承っています。
望む方向へ進めない理由が
心の中にあるのなら、
一緒に見つけていきましょう。
あなたの可能性が、
望む形で花開きますように。
あなたのお話を、
お聞かせください。
愛藍姫(めらんじ)トリコ

