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占いには、「承認」が必要なんだと思う

占い師として鑑定をしていて、最近よく思うことがあります。


占いって、相談者様への「承認」があってこそなんじゃないかな。


ここでいう承認は、


「あなたが正しいですよ」
「あなたの思った通りでいいですよ」


ということではありません。


その人が今、ここにいること。
その人が、そう感じていること。


まずは、それをそのまま受け止めることです。


たとえば、
「こんなことで悩む自分が嫌なんです」
そう言われたとき。


「そんなことないですよ」と、すぐに否定するのではなく、
「そう思うほど、今つらいんですね」
まずは、そこから始めたい。



人は、自分の気持ちを否定しているときほど、前に進みにくいものです。


「私はダメだから」
「もう遅いから」
「どうせ無理だから」


過去の経験や、自分で作ってしまった思い込みによって、未来まで決めてしまうこともあります。


だから私は、
「今のあなたは、そうなんですね」
と、その人のいる場所を受け止めたい。


それが、私にとっての「承認」です。


何でも肯定することではありません。
相手の考えに同意することでも、人生の答えを代わりに決めることでもない。


ただ、目の前にいる一人の人を、評価する前に見る。
その人の存在そのものを尊重する。

 


そうやって一度、自分自身をそのまま受け止めることができると、


「じゃあ、私は本当はどうしたいんだろう?」


と、少し先を見ることができるようになります。
私は、ここが占いにもつながっていると思っています。


タロットでも、四柱推命でも、紫微斗数でも。


「あなたはこういう人です」
「だから、こうしてください」


と答えを押しつけるためではなく、


「こういうものが見えています。あなたはどう感じますか?」


と、一緒に眺めていく。


占い師が答えを決めるのではなく、

相談者様自身の中にある答えを、一緒に探していく。
それが、私の考える鑑定です。

 


過去に起きたことは変えられません。


でも、その過去をこれからどう捉えていくのか。
そして、これから何を選ぶのか。
そこには、まだ可能性があります。


だから占いは、未来を決めるものではなく、


「これから、どう生きたい?」


と、自分に問いかける時間なのかもしれません。


私は、相談者様を「変えてあげたい」とは思っていません。
その人には、その人自身の力があると思っているから。


ただ、少し立ち止まって、自分の気持ちを見つめる時間を一緒につくる。
今まで気づかなかった自分の可能性を見つける。


そして最後には、
「私は、こうしたい」
と、自分自身で選んでいけたら。


それが、占い師として一番うれしいことです。


承認すること。
尊重すること。


そして、その人自身が自分の可能性を信じていけるようにすること。


占いを通して、そんな時間を一緒につくっていきたいと思っています。


今日も、目の前のご縁を大切に。


🦉プトレマイオス靖子

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