【四柱推命教本】読み方2 八字と四柱
こんにちは
武山凌大(リオ)です。
中島多加仁先生著の
「四柱推命教本」を紹介しています。
今回は「第2章命式の仕組み」について
この2章は8ページという
少なめに書かれている章ですが
とっても大切な内容になっています。
台湾中国では四柱推命を
「八字」とか「八字推命」と言われ
この八文字から様々なこと占います。
命式の八字とならんで
木火土金水の丸い図
「五行図」と呼ばれる
五行のバランスをみる図があります。
五行図は身強身弱を決め
喜忌を決定するのに必要であり
自星、洩星、官、財、印と宮にすることで
様々な人間関係や社会運、恋愛運、職業など
具体的な内容がみえてくるので・・・
当初、私は命式八字より
五行図を作成することの方が
大事なんだと思っていました。
ところがこの命式八字も
十干、十二支が入る場所、
「八つの宮」だと見えると!
五行図と同様に様々なことが見えるし
五行図では見ることができない
より本質的な「天干地支」の関係を知るのに
この八字は物凄く大切だと分かり
「占星術と比べるととてもシンプル・・」
と書かれている意味も深まります。
それからは教える時には
必ずこの八字(八宮)を説明するようにしています。
命式の八宮と通変五行図の五宮
この宮としての関係や看方を
教えていただいたことは
実占の楽しさを知る上で
めちゃくちゃ大きかったです。
実占される方は、この2章での
命式八字(八宮)の意味を
抑えておくことお薦めします。
2章 命式の仕組み のポイントは2つ
ーーーーー
1.天干地支の関係と意味
2.四柱と八字の関係と意味
――――――
P41の図は
初めて受けた四柱推命講座でも使われ
とても印象的に覚えています。
天と地に加えて気も書かれていました。
四柱については
「柱」の意味を知るという教えは
とても衝撃的でした。
人によってくるくる変わる
十干十二支の象意にとらわれずに
柱の意味から日干を考える。
ー四柱の観点ーーーーーーー
1.「時系列」に並んでいること
2.「人生観」を孕んでいること
3.「六神」の関係意味がわかること
ーーーーーーーーーーーー
教えていただきました。
この先生の教えで
父母と夫妻の関係や
上司部下との関係などは
この八字にはっきり出てきます。
通変五行図と重ねるとさらに詳しく占えます。
著書では
四柱の意味を紹介されていますが
いちばん長く説明しているのは
どの柱なのか気が付きましたか?
「時柱」です。
「じつはとても重要」と
さらっと書かれています。
阿部泰山全集の5・6巻には
「生日対生時看命法」があり
「生時を離れて真の運命を
預測する事は不可能なのであります。」
とさえ述べられております。
日干と月支の組み合わせは
「調候法」で使われる大事な組み合わせです。
日柱と時柱の組み合わせは「補佐役」。
日時の柱の組み合わせなんて
考えもしなかったのですが💦
「生日対生時看命法」には
日柱60×時柱60干支の
すべての組み合わせの看法(意味)が
それぞれ書かれています。
調候法の補足として看ています。
まだまだ研究中ですが。。
日柱と時柱干支の関係は
どんな季節生まれ(月支)かで
看かたが変わっていくものでした。
四柱推命教本には
「生まれた時間を使わない占い」
つまり、三柱占いの
デメリット3つが書かれています。
①人生終盤の精度が欠けてしまう。
②三柱の特殊な組み合わせでは別人格に変わる。
③日柱すら次の干支に変わることがある。
③は子刻問題でよくわかりますが
人生終盤の精度ってなんでしょう?
三柱の特殊な組み合わせって何でしょう?
実に興味深いですね。
たった8ページ。短く書かれていますが
「八宮」としたときの機能と意味
「四柱」の柱の意味と3つの観点
この観点で再度、読み深めてみることをお薦めします。
次は3章を考えてみます。
※あくまでも先生に過去レッスンを受けた者としての個人的な見解です。
学びに感謝して
武山凌大でした!!