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鑑定をしていると

「占いで私の前世は何かわかりますか？」

と質問されることがあります。

実は東洋の高等占術と言われる

『紫微斗数（しび・とすう）』では

前世を考察することができます。

どんな人柄で

どんな才能に恵まれ

どんな人生を歩んでいたか

前世のあなたが感じていた感情にまで

触れていくこともあります。

先日、

「手相で前世を見ることはできるのでしょうか？」

こんな質問を受けました。

さて、手相で前世を見ることはできるのでしょうか？

《手相占い》手相で前世から引き継いだカルマがわかる！？

手相と前世について触れる前に

前世やカルマについて

先に少し触れておこうと思います。

仏教やヒンドゥー教の教えでは

『輪廻転生（りんねてんせい）』

という考え方があります。

輪廻転生とは

人は何度も生死を繰り返し

魂だけが残り続ける

肉体の死を迎えると

魂は別の肉体に宿って

次の人生を過ごす

という考えです。

前世での行い（カルマ）は

今世に引き継がれ

今世での行いは

来世に引き継がれます。

引き継がれるものは

良いカルマだけでなく

悪いカルマもです。

今世に引き継がれた悪いカルマは

「魂のレベルを上げるための試練」

とも言えます。

さて、手相の話に戻りますと

手相においては

「丘」という考え方があります。

それぞれの丘には意味があり、

太陽系の惑星の名前が

付けられています。

水星、金星、火星、木星、土星

などありますが

手首にほど近い部分は

地丘（ちきゅう）と多くの手相家に

呼ばれています。

ただ、実はこの部分は

「冥王星丘」とも呼ばれています。

冥王星（めいおうせい）は

「死と再生、終わりと始まり」

と言った意味を持つ星です。

この部分では

前世やあの世と深い関わりがあると

言われています。

運命線が始まる場所でもあり

生命線が終わりを迎える場所に

ほど近い部分にあります。

つまり

生まれた時からすでに

持っている才能や性質、

魂が前世から受け継いだ

カルマが現れると言えます。

この冥王星丘の

血色が良かったり

膨らみがあるのは

前世から良いカルマを

引き継いできていると言えます。

また、今世では明確な魂の成長の目的があって

生きている人です。

また、冥王星丘上に

しっかりと縦に伸びる

運命線があるのは

生まれながらにして

強運の持ち主であり

自分の力で人生を

切り開いていける人です。

障害があっても

何度も挑戦して課題に立ち向かう

不屈の精神の持ち主です。

逆に

血色が悪かったり

膨らみが少なかったりする人は

過去世での行いが悪かったか

もしくはやりきれていない課題がまだ残り

引き継がれている可能性があります。

このように

手相では前世がどうだったのか

どういう人だったのかは見ることは出来ませんが

前世から引き継いでいるカルマを

見ることができます。

いかがでしたか？

あなたの冥王星丘には

前世の記憶が残っていますか？