【愛藍姫トリコ】暑すぎる日は、心まで疲れる。熱波とメンタルヘルスの意外な関係
猛暑が続く時、
「暑くて、なんだかイライラする」
「夜になっても眠れない」
「理由は分からないけれど、不安が強くなる」
そんな心の変化を感じることはありませんか?
暑さというと、熱中症や脱水など
「身体への影響」が注目されがちです。
けれど実は、
厳しい暑さは身体だけでなく、
心にも影響を与える可能性があることが
研究から報告されています。
モナシュ大学などの研究チームは、
カナダ、ブラジル、チリ、
ニュージーランドの4カ国、852地点で、
2000~2019年に記録された約262万件の
精神・行動障害による入院データを
解析しました。
その結果、熱波が発生した当日は
精神疾患による入院が3.3%増加。
さらに熱波発生日から8日間では、
5.6%増加していたそうです。
特に大きな増加がみられたのが、
不安症やパーソナリティー障害などでした。
なぜ、暑さで心まで疲れるの?
理由の一つとして考えられているのが、
睡眠への影響です。
夜になっても気温が下がらない。
寝苦しくて何度も目が覚める。
熟睡できない日が何日も続く。
睡眠不足になると、
普段なら受け流せるような出来事にも
敏感になったり、イライラしたり、
不安を強く感じたりすることがあります。
さらに、
強い暑さそのものが身体にとって
ストレスになります。
私たちの身体は暑くなると、
汗をかいたり血流を変化させたりしながら、
体温を一定に保とうと一生懸命働いています。
つまり猛暑の中では、
何もしていないように見えても、
身体は暑さに対応するために
エネルギーを使っているのです。
「今日は心が弱い」のではなく、「暑さで疲れている」のかもしれない
猛暑の日に、
「なんでこんなにイライラするんだろう」
「どうしてこんなに不安なんだろう」
「もっと頑張らなくちゃ」
と、自分を責めなくてもいいのかも
しれません。
心と身体は別々のものではありません。
身体が暑さで消耗すれば、
心にも余裕がなくなることがあります。
だからこそ、暑い日は普段より少しだけ、
自分に余白をつくってあげる。
予定を詰め込みすぎない。
涼しい場所で身体を休ませる。
水分をとる。
眠れる環境を整える。
そして、心がザワザワしている時には、
大きな決断を急がない。
「今日は暑さの影響もあるかもしれない」
そう考えるだけでも、
自分の心との付き合い方は
少し変わってくると思います。
夏は「心の熱中症」にも気をつけて
熱中症にならないために
身体を休ませるように、
心にも休息が必要です。
特に猛暑が何日も続いている時は、
いつもの自分より疲れていることを前提に
過ごす。
それくらいでちょうどいいのかもしれません。
もし最近、
理由もなく不安になったり、
イライラしたり、
気持ちが沈んだりしているなら、
「私がおかしくなったのかな」
と決めつける前に、
最近の暑さや睡眠、
身体の疲れにも目を向けてみてくださいね🍀
そして、つらさが強い時や
日常生活に支障が出ている時には、
無理をせず医療機関など専門家へ
相談することも大切ではないかと思います。
そろそろ夏も終わり。
疲れが溜まっている時は、
身体も心もケアして労って
差し上げてくださいね。
皆さまのご健康を心より祈っております✨
愛藍姫トリコ

