【愛藍姫トリコ】才能がないんじゃない。まだ見つかっていないだけ。一一落語『抜け雀』に学ぶ可能性開花「落語と占いシリーズ」
あなたは、自分の可能性を信じていますか?
「私には才能がない」
「今さら挑戦しても遅い」
「どうせ私なんて……」
そんなふうに、自分の可能性に蓋をしてしまったことはありませんか?
あなたには、あなたが気付いていない可能性があるかもしれない。
今回は、落語『抜け雀(ぬけすずめ)』から、
眠っている才能と可能性について考えてみたいと思います。
【 落語『抜け雀』とは?】
ある宿屋に、身なりのよくない若い絵師が泊まります。
ところが、宿代を払うお金がありません。
そこで絵師は、宿代の代わりに宿の衝立(ついたて)に雀の絵を描きます。
すると、不思議なことが起こります。
朝日が差し込むと、描かれた雀たちが絵から飛び出し、空を舞うのです。
その評判を聞きつけた人々が集まり、宿は大繁盛。
誰も価値を知らなかった一枚の絵が、思いがけない幸運を運んできました。
しかし、物語はここで終わりません。
やがて現れた老絵師が、雀たちには止まり木がないことを指摘し、
絵に鳥籠を描き加えます。
その老絵師こそ、若い絵師の父親でした。
若い絵師の才能は見事なものでしたが、
父親の技には、さらに深い思慮があったのです。
この噺には、才能が認められる喜びだけでなく、
親子の葛藤や芸を磨くことの奥深さも描かれています。
【あなたの価値は、今の評価だけでは決まらない】
この噺で私が心を動かされるのは、
最初は誰も若い絵師の才能に気づかなかったことです。
身なりやお金の有無だけでは、その人の本当の価値はわかりません。
これは、私たちの人生にも通じるのではないでしょうか。
仕事で評価されない。
恋愛がうまくいかない。
努力しても結果が出ない。
そんなとき、自分には価値がないと思ってしまうことがあります。
けれど、今、認められていないことと、才能がないことは別なのです。
まだ自分に合った場所や、可能性を発揮する機会に出会っていないだけかもしれません。
【占いは、眠っている可能性を見つけるもの】
私は占い師として、さまざまな人生のご相談をお受けしています。
その中で感じるのは、
自分の魅力や才能に気づいていない場合があることです。
紫微斗数や四柱推命では、その人が持つ資質や強み、
運気の流れを読み解いていきます。
タロットでは、今の状況や心の迷いを整理していきます。
そして、次の一歩を考えるヒントを探します。
占いは、未来を決めつけるためのものではありません。
自分でも気づかなかった可能性を見つけ、
人生の選択肢を広げるためのもの。
私はそう考えています。
【才能は、見つけるだけでなく育てるもの】
『抜け雀』には、もうひとつ大切な教えがあります。
それは、才能があっても、学び続けることが必要だということ。
若い絵師の雀は見事でした。
しかし、父親は雀たちが羽を休める場所まで考えていました。
技術だけでなく、その先を思いやる深さ。
才能は、経験や学びによってさらに磨かれていくのです。
今の自分に足りないものがあっても、
それは可能性がないという意味ではありません。
これから身につけていけばよいのです。
【どんな状況からでも花開く】
人生には、思うように進めない時期もあります。
私自身も、病気や挫折を経験し、
これから先の人生に希望を持てなくなったことがありました。
それでも、新しい学びや人との出会いによって、
占い師という道にたどり着きました。
だからこそ、私は伝えたいことがあります。
それは、今の状況だけで、自分の未来を決めつけないで欲しい
ということ。
年齢も、過去の失敗も、遠回りした時間も、
あなたの可能性を否定する理由にはなりえないのです。
今日からできる開運アクションは。
「あなたが当たり前にできること」を3つ書き出してみてください。
例えば…
●人の話を聞くこと。
●小さな変化に気づくこと。
●最後まで諦めずに続けること。
など。
あなたにとって当たり前のことが、
誰かにとっては素晴らしい才能かもしれません。
落語『抜け雀』の雀たちが絵から飛び出したように、
あなたの可能性も、思いがけないところから羽ばたき始めるかもしれません。
あなたには、まだ気付けていない 自分の可能性があるとしたら、
知りたくないですか?
そして、その可能性は、これからも育てていけるのです。
あなたの中に眠る可能性を、一緒に見つけていきましょう。
愛藍姫(めらんじ)トリコ

